大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
【Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a histric district and heritage site of Japan, the 10th Spring Hina Meguri Dolls Festival】 | |
富山町 |
(本)奥谷家住宅 |
江戸時代の美しい町並みが残る富田林寺内町の町並み。 住民、商店会、まちづくり団体、店舗など多くの地域の関係者のご協力により、春の訪れを感じさせる趣のある賑やかなイベントが企画されています。歴史的町並みを訪問される方々を町全体でお迎えし、町家の魅力を再発見して頂く機会になれば幸いです。お友達を誘って、カメラやスケッチブック片手に富田林寺内町に足をお運びになってみませんか? (お問合せ先) じないまち四季物語実行委員会 080-6205-4540 10時~17時 土日祝休 じないまち交流館 0721-26-0110 10時~17時 月休 第10回じないまち雛めぐり 案内チラシ(表) 第10回じないまち雛めぐり 案内チラシ(裏) (2016年2月6日 管理人) |
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~「じないまち雛めぐり」(2013年3月9日開催、2014年3月8日開催)の風景写真から~ | |
連携イベントのご案内 1.旧杉山家住宅の雛飾り(雨天決行) 重要文化財・旧杉山家住宅にお雛様を飾ります。 【場所】重要文化財・旧杉山家住宅 角屋 【日時】3月1日(火)~13日(日)10時~17時 *7日(月)は定休日 【入場料】大人400円、子供200円 【主催】じないまち四季物語実行委員会 【共催】富田林市文化財課 |
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南会所町 |
南会所町 |
【場所】登録有形文化財 旧田中家住宅 【日時】お茶会3月12日(土)10時~15時(受付10時~14時30分) 小品花展 3月12日(土)・13日(日)10時~16時*入場無料 【お茶会定員・参加費】150名(当日受付)、お茶代・お菓子代 一人400円 【問合せ】0721-25-1000(富田林市文化財課) 【主催】富田林市教育委員会、富田林市茶華道連盟 |
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田守家住宅 |
日本の道百選・城之門筋 |
田守家住宅 |
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田守家住宅 |
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3.「じないまち雛めぐり御膳」(完全予約制) 10周年記念特別プログラム。旧杉山家に並ぶ寺内町の旧家 仲村家(大阪府指定文化財)の、普段は未公開のお座敷でいただく「雛めぐり御膳」です。 【場所】大阪府指定有形文化財 仲村家住宅 【日時】3月12日(土)12時~14時30分 【定員】先着20名限定 【参加費】3500円 【申込・問合せ】農と食と観光まちづくり推進協議会事務局((株)インプリージョン内)電話:06-6624-8555 (受付時間 10時~18時) |
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興正寺別院 |
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4.「雛めぐりキモノ市」(雨天決行) じないまちキモノ散歩 連携イベント 【日時】3月13日(日)11時~16時 *14時から「こどもアンティーク晴れ着ファッションショー」を開催します。 【主催】じないまちキモノ散歩実行委員会、一般社団法人じないまち文化トラスト |
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木口家住宅 |
日本の道百選・城之門筋 |
5.「着物で雛まつり茶会」(雨天決行) お雛様があちらこちらでお迎えする、椅子席のお茶会です。お茶が初めての方、お子様も大歓迎。予約不要、随時受付。 【日時】3月12日(土)・13日(日)11時~15時30分(最終受付) 【参加費】500円(薄茶一服と雛あられ) 【主催】じないまちキモノ散歩実行委員会、一般社団法人じないまち文化トラスト |
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6.雛めぐりスイーツフェスタ(雨天決行) 【日時】3月12日(土)・13日(日)11時~16時 【ワークショップ定員】各回10名 【参加費】無料 【ワークショップ申込み】3月6日(日)~ *電話申込み可 【申込み・問合せ】0721-24-5500 【主催】観光交流施設きらめきファクトリ- |
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(北)越井家住宅 |
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7.南河内のええもん市(雨天決行) 南河内の特産品、名菓、物産品等のPR販売 【日時】3月12日(土)・13日(日)10時~16時 【主催】観光交流施設きらめきファクトリ- |
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田守家住宅 |
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8.なにわの伝統工芸品展@寺内町(雨天決行) 【日時】3月12日(土)・13日(日)10時~16時 【主催】大阪伝統工芸品展推進委員会 |
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重要文化財・興正寺別院山門 |
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9.広里貴子さんによる「ごちそう蔵カフェ」(雨天決行) NHK朝の連続ドラマ小説「ごちそうさん」などで料理指導を務める広里さんによる、大阪産食材を使った「ごちそう蔵カフェ」 【日時】3月12日(土)12時~16時 *~じないまち楽食地食ワークショップ∼ 「麹(こうじ)」について、広里さんに学びます。(14時30分~15時予定)予約優先・入場無料。 【主催】農と食と観光まちづくり推進協議会 2016年「楽食楽まちじないまち」とびきり体験プログラム(案内チラシ) |
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10.「英語で雛めぐりモニターツアー」(雨天決行) 【日時】3月13日(日)10時~13時30分(予定) 【定員】15名 【参加費】800円(昼食代)*要事前申込 【申込・問合せ】農と食と観光まちづくり推進協議会事務局((株)インプリージョン内)電話:06-6624-8555 (受付時間 10時~18時) 【主催】農と食と観光まちづくり推進協議会 2016年「楽食楽まちじないまち」とびきり体験プログラム(案内チラシ) |
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地域活性化への取り組み | |
じないまち探訪記 | |
じないまち随想 | |
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歴史(略年譜)
1560年 富田林寺内町の誕生
(興正寺別院開基)
1574年 浄谷寺、富田林移転
1582年 本能寺の変
1580年 豊臣秀吉 天下統一
1600年 関ヶ原の戦い
1608年 妙慶寺開基
1615年 江戸幕府の天領
1638年 興正寺別院本堂再建
1644年 杉山家住宅建造
1688年 51業種149店舗が商売
1720年頃 妙慶寺本堂再建
1751年 防火用心石碑
1753年 木口家住宅建造
1775年 町割が六筋八町に
1782年 仲村家住宅建造
1830年 浄谷寺本堂再建
1853年 吉田松陰、仲村家に逗留
1854年 (南)葛原家三階蔵建築
1868年 明治元年
1875年 大久保利通 杉山家訪問
1883年 警察署、郡役所富田林へ
1898年 河陽鉄道富田林開通
1923年 大阪鉄道があべの橋開通
1926年 金剛自動車運行
1947年 農地改革
1957年 府教育委員会 町家調査
1983年 旧杉山家住宅 重文指定
1986年 城之門筋 日本の道百選
1990年 仲村家住宅 府文化財
1997年 重要伝統的建造物群保存地区選定
2007年 美しい日本の歴史的風土 百選
2009年 都市景観大賞「美しいま ちなみ優秀賞」受賞
2014年 興正寺別院 重文指定
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています。
寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
重要文化財・興正寺別院
真宗興正寺派、富田林・寺内町の成立と発展の中心となった寺院です。応永年間(1394-1412年)に毛人谷(えびたに)御坊に草創。 永禄4年(1561年)に京都・興正寺第16世証秀上人が現在地に移建。
城之門筋に表門を開き、鐘楼・鼓楼を構え、本堂・客殿・庫裏などを配する。 表門は桃山調の高いもので、もと伏見城の城門のひとつと伝えられた興正寺(京都)北門が、安政4年(1857年)に富田林興正寺別院に再移築されたものです。
地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。平成26年(2014年)本堂、鐘楼、鼓楼、御成門などが国の重要文化財に指定されました。
重要文化財・(旧)杉山家住宅
杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。
大阪府有形文化財・仲村家住宅
富田林寺内町のほぼ南端に位置する旧家で、かつては屋号を「佐渡屋」と称し、享保19年(1734年)以降は徳兵衛を名乗ってきました。初代徳右エ門は富田林八人衆の子孫に当たると伝えられる。
旧来の家業は明らかではありませんが、正徳5年(1785年)に酒造株を取得後は、造り酒屋として著しい発展を遂げ、天明5年(1785年)の酒造米高は河内国で最高の2135石に達した。寛政4年(1792年)には江戸市場を対象とした酒造業の理事長に当たる「河内一国江戸積大行司」となった。江戸・徳川家にも献上された。
(南)葛原家住宅・三階蔵
酒造業で栄えた商家。三階蔵は日本に少ない貴重なもので、寺内町のランドマーク的存在。各層に庇を廻し本瓦葺き。妻を表に向けて白壁を際立たせている。年貢米を入れる蔵であった。1854年建築。
富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。